「頑張って運動しているのに体脂肪が落ちない…」
「食事を気をつけているつもりだけど、中々体脂肪率が下がらない…」
そんな悩みを持つ人は意外と多いですが、“食品選び”の落とし穴に気づいていないケースが少なくありません。
実は、「体に良さそう」「ダイエットに良さそう」と思っているものが、体脂肪を落としにくくしていることもあります。
今回は、「体脂肪」を効率よく落としたい人のための「NG食品」と「おすすめ食品」を、ジャンル別に解説します。

1-なぜ「食品選び」が体脂肪減少に重要なのか?
2-体脂肪が落ちないNG食品一覧
2-① 清涼飲料・砂糖入り飲み物全般
2-菓子パン・スイーツ・砂糖菓子
2-揚げ物・加工食品・ファストフード
2-④ 見落としがちな“ダイエット風”食品
3-体脂肪を効率よく落とすおすすめ食品リスト
3-① 高たんぱく・低脂肪な食材
3-② 良質な脂肪を含む食材
3-③低GI・血糖値が安定する炭水化物
3-④ 満腹感+腸活サポートになる野菜・海藻類


体脂肪が蓄積される最大の要因は、「摂取カロリー>消費カロリー」というエネルギー収支の乱れです。
しかし、カロリーだけを見ていても痩せない人が多い理由は、“食材の質”や“代謝に与える影響”が違うからです。
●同じ300kcalでも、チョコレートと鶏むね肉では脂肪になりやすさが全く違う
●糖質の種類や脂質の質により、インスリンの分泌や脂肪合成ホルモンが変化する
●食物繊維やたんぱく質は代謝を上げたり、脂肪燃焼を促す作用がある



■例:コーラ、スポーツドリンク、カフェラテ、フルーツジュース、野菜ジュースなど
●砂糖が液体で摂取されると吸収が早く、血糖値が急上昇→インスリン大量分泌→脂肪蓄積
●満腹感ゼロ。飲んでも「食べる量」が減らない
△体脂肪を減らすには→ 「無糖のお茶」「水」「炭酸水」「ブラックコーヒー」がベスト。


■例:クリームパン、ドーナツ、チョコレート、バウムクーヘン、ケーキなど
●「高糖質×高脂質」の組み合わせは中毒性があり、食欲が暴走しやすい
●砂糖と小麦粉は血糖値の乱高下を招き、体が脂肪を蓄えやすい状態に
△注意:朝食に菓子パンを食べる習慣は、1日の脂肪合成をスタートさせる危険な朝食です。


■例:唐揚げ、ポテト、カップ麺、フライドチキン、ハンバーガー
●調理油のほとんどが「酸化した脂」「トランス脂肪酸」で代謝を低下させる
●栄養バランスが偏り、筋肉を維持するための栄養が不足する
△体脂肪を減らすなら→:「焼く・蒸す・煮る」など、低油調理を意識。
油を使うときは「オリーブ油」や「米油」を使うと良いです。


①グラノーラ→植物油&糖が多い。
②ノンオイルドレッシング→糖分・塩分で味付け。血糖値急上昇に注意。
③野菜ジュース→糖質が多く“ジュース扱い”



■筋肉を減らさず脂肪だけ落とすには、たんぱく質は必須栄養素